皆さんこんにちは☺
今日は投資の世界で恐れられている追証について詳しく話していきたいと思います。
FXでは、強制ロスカットシステムがあり、証拠金以上の損失が出る事のないように工夫されています。
借金何百万と怖い話を聞いたことがあるかもしれませんが、実際はどうなのか?
徹底的に解説していきます。
追証とは?
追証とは、追加証拠金のことで、証拠金維持率が一定の割合(%)を下回ったときに支払わなければいけない、もしくは持っているポジションを決済しなくてはいけない制度の事です。
証拠金維持率の割合(%)はFX業者によって違いますが、基本的には100%のところが多いです。
追証が発生するのは?
追証が発生するのは、先程お話しした証拠金維持率が100%を下回ったときに発生します。
例えば、証拠金10万円でドル円を現在レート108.812から1万通貨ロング(買い)をしたとします。
その時、維持率が100%を下回るのは102.930 (-588.2pips以上)にマイナスになったときになります。
今回は、FX業界の代表としてDMM FXを例に出しました。
【DMM FX】について詳しくはこちら
DMM FXでは毎営業日クローズ時点に「証拠金維持率の判定」を行い、この時点で証拠金維持率が100%を下回っていた場合には追加証拠金が発生します。
追加証拠金が発生した場合は、追加証拠金が発生した翌営業日の04時59分までに追加証拠金額以上の入金もしくはポジション決済による追加証拠金額の解消が必要となります。※DMM FX 引用
追証を回避するには、持っているポジションの一部を決済するか入金するかのどちらかになります。
レバレッジが高いと追証になる確率も高くなるので注意しましょう!
強制ロスカットシステム
追証とは別にFXには強制ロスカットシステムが導入されています。
強制ロスカットとは一定の水準以上の損失が発生した時に、さらなる損失拡大を防ぐために今持っているポジションを強制的に決済することをいいます。
このロスカットは我々の資産を最低限温存してくれるためのシステムになっています。
コロナショックのようにいつ起きるかわからない暴落などにも顧客の資産を守るために強制ロスカットがついています。
DMM FXでは証拠金維持率が50%を下回った瞬間に強制ロスカットが執行されます。
なので持っているポジションの数にもよりますが、証拠金の半分ほどは残るようなシステムになっています。
これはとてもありがたいシステムですね!
何百万の追証は嘘?
FXが誕生し取引できるようになった1998年頃は、国内のFX業者のレバレッジが400倍が標準でした。
そのため、100万円の証拠金で約4億円もの取引ができるため、フルレバレッジをかけて急な逆行した場合は追証にかかる金額も相当なものになりかねません。
ただ、何百万もの追証が出るのは資産も当時で1000万以上ないとでないような金額です。
昔のFXしか知らない人は、その印象が強くFXをすると大借金をするイメージが強いのではないかと思いますが、現在は強制ロスカットや維持率が100%を下回ると連絡が来たりし、対応できるのでほぼ0%に近いため安心できます。
海外業者のゼロカットシステムに注意
海外のFX業者は基本的に僕はお勧めしません。
理由は沢山あるので、改めて専用の記事を書こうと思っています。
海外のFX業者は追証無しと謳っている業者が沢山ありますが、あくまでもサービスの一環で実施しているだけで中には相場が急変などしたとき追証免除のサービスが実施されないこともあります。
海外FXはレバレッジもものすごく高くできるため、万が一には要注意です。
まとめ
FXはリスクが高く怖いイメージを持たれている方も多いと思います。
ですが、しっかり中身を理解すれば怖いこともなく利益を積み上げていけます。
相場は何があるかわからないので基本ハイレバレッジはお勧めしませんが、勝負どこではレバレッジを高くしたくなりますよね!その時はしっかり損切りを設定して勝負すれば安心です。
FXのことをこれからも発信していくので初心者の人にもわかりやすく参考になれば嬉しいです。