みなさんこんにちは☺
今日の題名でもある『ボリンジャーバンド』
テクニカル指標の中でも人気で結構使っている人が多いのではないでしょうか?
今回も具体的な使い方と僕が経験してきた本当の使い方、そして知識を紹介していきます!
ボリンジャーバンドとは?
ジョン・ボリンジャー氏が開発したもので、相場のボラティリティを一定期間のデータから測定し、統計学的な観点で移動範囲を予測してチャート上に帯のように表示されます。
見た目は難しそうですが実は使い方はとても簡単なんです。
特徴としては、大きく動いている相場では、次に付ける値段も直前の値段から大きく離れて決まる可能性があるので、平均値を基準に大きく変動する値幅分をプラスして次に付ける値段の予想範囲を想定します。
値動きが一定範囲の狭い値幅に収まっておわっている相場では、次に付ける値段も同じ価格くらいで終わる可能性が高いので、平均値を中心に狭い変動範囲を予想します。
チャート上に描く帯のようなボラティリティとは、この過去の値動きから予想される次に付ける価格の変動範囲のことです。
収まる確率は99.7%
この99.7%が何の数字かわかりますか?
分かった方はさすがですね!
この数字は+3σ(シグマ)から-3σにチャートが収まる確率になります。
そして、±2σに収まる確率は95.5%にもなります。
シグマとはこの帯状の線の事を言います。
ごく稀にこの±3σを突き抜ける動きをするときがあります。
それは重大な発表があったときや相場に重要な変化が起きているときなどにおこります。
個人的な意見で言わせてもらえば、そういう時は落ち着くまで様子見するのが一番いいでしょう。
ここで爆益をとりたい気持ちはとてもわかります;
ですがグッと堪えてください!
『エントリー』か『利確』かで見方が異なる
エントリーと利確は非常に難しい投資家にとって永遠のテーマとも言えますよね!
ボリンジャーバンドはそのサインを出してくれます。
では、ここで質問です。
question!
Q.±2σに収まる確率は95.5%です。チャート+2σにタッチしました。
あなたはどう考えますか?
①それ以上大きな動きになる確率は低くバンドの内側に跳ね返されるのではないか?
②ほぼ、起きないことが起きようとしている。となればバンドの外側に外れる可能性があるのではないか?
答えは…
どちらも正解です!
紛らわしくてすいません。笑
けど違いはあります。それは、題名でもお伝えした『利確』か『エントリー』のどちらなのかという違いです。
①の考えの場合は利確をするときの考えです。
もしかしたらバンド内に跳ね返るかもしれないなら(逆張りになるため)持っているポジションを一度利確します。
②の場合はエントリーするときの考えです。
エントリーは基本順張りです。起きないことが起きようとして突き抜けた場合(順張りになるため)そこでエントリーをすれば大丈夫です。
利確とエントリーの考え方の違いをしっかりおさえておき、使い分ける。
順張りと逆張り
先程のお話の繰り返しになりますが、【利食い=逆張り】【エントリー=順張り】になります。
では、画像も一緒に見ていきましょう!
利食いとは逆張りの事です。
(例えば、順張りの買いでエントリーしたら利確は売りになるため逆張りという意味です)
このチャート画像はDMMFXのチャート画像になります。
とっても見やすく指標の種類も多いです。
【DMM FX】について詳しくはこちら上記画像だとボリンジャーバンドの+3σを突き抜けています。
この突き抜けたところで利確を僕はしています。
次はエントリーを見ていきましょう!
エントリーは基本に忠実な順張りをします。
エントリーは2σを超えたところで実体で確定した際にエントリーします。
最初の足は髭でボリンジャーバンドの3σを抜けてるので僕は様子見をしてから、次の足が確定したらエントリーをしています。
もみ合い相場が抜ける瞬間が目でわかる!
ボリンジャーバンドは視覚的にもの凄く分かり易いサインが出ます。
それはもみ合いを抜ける瞬間です!
もみ合いが抜ける瞬間何が起きるのか?
それはボリンジャーバンドバンドが『キュッ』と締まるんです。
分かりますか?
ちょっと2個目がわかりにくいかもしれませんが画像を開いてみてみて下さい!
これを知っているのと知らないのはとても大きな差になります。
例えば、このもみ合いの前でロングを持っていたとします。
その時、最初の矢印の後の+3σ抜けで利確し、2個目の矢印の後の-2σ抜けでショートポジションを持ちます。
これだけでも結構なpipsが利益として積み上がります。
まとめ
ボリンジャーバンドの基本から応用まで、知っているのと知らないのではトレードに大きな差が出てきます。
知っていても使うかどうかは自由です。
どんな世界にも知識というものは大きな武器になります。
この記事を読んでくれた方のヒントになることを願っています。
このチャート画像はDMM.証券になります。スマホアプリは抜群の使いやすさと見やすさがあるので気になる方はチェックしてみてくださいね!