皆さんこんにちは。
MACDはボリンジャーバンドに続き人気で代表的なインジケーターです。
その分、何となくわかった気でいたり、ただ『買われすぎ』『売られすぎ』『ダイバージェンス』を判断するだけの指標と思われている方が多いのではないでしょうか?
MACDなどのインジケーターは使いこなせなければ表示させる意味がなくなるどころか、混乱させるだけになってしまいます。
MACD(マックディー)ってなに?
MACDとは【Moving Average Convergence Divergence】 の頭文字から来ています。
日本語に直すと、移動平均・収束・乖離トレード手法
と言われています。
移動平均線と似ていますが実は少し違います。
僕も最初は何が違うのか全く分かっていませんでした(笑
移動平均線とMACDの違い
普段みなさんが使われている単純移動平均線(SMA)は、皆さんが設定している(75SMAだったら75日)過去の日数の期間の終値を合計してその日数で割ったものになります。
MACDは指数平滑移動平均線を使った指標になります。
その違いは、SMAが過去の終値を『平等に評価する』のに対してMACDは『直近の終値ほどより高い評価がされる』という違いがあります。
MACDの売買サインは移動平均線より早い!
なぜMACDの方が早いのか?
それは、直近の終値が高く評価されるからなんです。
SMAと違い、過去を引きずらないので先に感知することができます。
なのでトレンドの起点を捉えるのが得意なんです!
ですが、そんなMACDにも唯一弱点があります。
実は….レンジ相場やもみ合いには弱く騙しが多いんです。
もちろん騙しを回避する方法はあります。
その記事はまた次に更新しますね☺
勝ち組投資家はMACDの『ココ!』を見逃さない
今日の記事のタイトルでもあるココ!
それは『ダイバージェンス』のことです。
ダイバージェンスとは逆行現象の事です。
図にするとこのような感じになります。
画像のようにレートは高値更新しているのにMACDは高値を切り下げています。
この逆行現象がダイバージェンスといいます。
ダイバージェンスが出たらトレンド転換のサインの1つです。
「エントリーチャンスだ!」とFXを始めたころは思っていました。
ですが違ったのです。
これはポジションを持っている場合の利食い(利益確定)のサインなのです!
『トレンド転換を示しているならエントリーすれば利益が出せるぞ!』
その気持ちもわかりますが再び上げ下げしてくるときもあります。
エントリーポイントとしてMACDを使う方の方が多いですが先程もお話ししたようにレンジやもみ合い相場だと騙しがおおいという弱点がありましたよね!
その時は一度利確してエントリーの場所をまた探せばいいのです。
大体の場合トレンドからダイバージェンシーが起きた場合レンジになりその後にまたトレンドが出ます。
その時まで自分のルール通りのエントリーができるまでゆっくり待ちましょう!
ダイバージェンスでエントリーした時の危険性
MACDのダイバージェンスは利確をメインにすることがいいとお伝えしました。
画像をもとに例を挙げていきます。
これはドル円日足チャートになります。
このトレンドが出てきて終わり目にダイバージェンスが出ています。
この2個目の安値(真ん中の矢印)で利確をするということになります。
逆にエントリーしていたら一瞬利益は伸びますが再び下落してきます。
もしこのような場合だったら焦らず、トリプルボトムを付けた後のネックライン割りでさらにMACDも0より上の所にいるのを確認してからエントリーしたほうがいいですよね!
まとめ
MACDの使い方やダイバージェンスがエントリーチャンスだと思われてた方は意外にも多いと思います。
しっかり利確ポイントとして活用し、またエントリーするときにはMACDの0より上か下かを確認して基本に忠実な順張りでいくことをお勧めします。
僕も何回もエントリーして損切を出した思い出のダイバージェンス
この記事を読んでくれた方がうまく使いこなし爆益になることを願っています。