皆さんこんにちは。
『フラクタル構造』って知っていますか?
このフラクタル構造は自然界の中にも色々な所にあります。
そして、FXではとても重要な役割をしておりトレンドの初動を見極めるのに強い武器になります。
聞いたことはあるけどよくわからない方のために詳しく説明していきますが、知ってる人も是非おさらいしてみてください!
フラクタル構造とは?
フラクタル構造とはいったい何なのか!?
【部分が全体に相似している構造】のことです。
???ですよね笑
例えば、皆さんのなじみのあるブロッコリーや雪の結晶がフラクタル構造になります。
細かくしても同じ形、まとめても同じ形
これは自然の法則になります。感覚的にはフィボナッチに似てますよね!
では、これがなぜ相場に関係するのか?
相場との関係性
全てのチャートはフラクタル構造であると言えます。
この構造が理解できると、マルチタイムフレーム分析も明確なイメージをもってわかるようになっていきます。
ではチャートを見ていきましょう!!
これは日足のダブルトップになります。
(ピンクの枠はわかりやすくするために囲っています)
そもそも、日足は一日の動きが一本にまとまっています。
そのローソク足を拡大することによってその一日の取引が詳しく見えてきます。
このダブルトップの部分の右足の部分を注目していきましょう。
次は1時間足でみていきましょう。
日足の右足のところにもダブルトップができていますね!
このように『一部を拡大すると、全体と同じ構造がある』
さらに足を落として、5分足を見ていきましょう。
これは1時間足の右足の部分です。
これも同じくダブルトップになっていますね!
5分足×12本で1時間足
または5分足を288倍したものが日足でもあります。
なので日足の288倍の拡大図といえますね。
フラクタル構造を図にすると
こうして部分を拡大していくとそこには同じ形がいくつも現れさらに拡大するとまた同じ形が現れます。
大きな時間足の変化を小さな時間足で早めにとらえることができれば、トレンドの状況や、反転にいち早く気づき大きな利益につながります。
そして、これを見つけれることによりトレードする際の戦略にとても役立ちます。
フラクタル構造はすべての通貨ペアで同じことが起きるので、しっかり理解して自分の武器の一つにできると心強いですね!
まとめ
小さな時間足は全体の一部だということ、つまりフラクタル構造である。
これを理解していきましょう。
複数の時間軸を使ったマルチタイムフレーム分析も
エリオット波動も
全てにフラクタル構造が関わっています。
こちらを習得したら、小さな流れをつかみ大きな流れに乗れるようになります。
最初は難しいと思いますが大丈夫です。
分からなかったところをもう一度読み返してコツコツ習得していきましょう!